芸術の秋

映画、大奥の舞台挨拶に行って参りました。
…生きててよかった。。
でもなんだか現実味を帯びないまま終わってしまった。
大倉、素敵すぎた。
前から11列目で割と近かったけど、同じ空間にいたなんて今でも信じられない。




で、肝心の映画ですが。
かなり辛口だし、興味ないかなと思うので続きから。



風が運んでくる金木犀の香りに、秋を感じるこの頃でした。











正直、中身はザ・ジャニーズ映画ですね。
好きな人が出てる=良い作品って評価はできないっす。(そう言いながら既に2回見てますが)
ただ、大倉はすごく魂込めてこの役に取り組んだんだろうなって一生懸命さが伝わってきた。
雑誌のインタビューで、「歌姫」で思うような演技ができず悔し泣きしたってのを読んで、
同じスタッフで創るこの映画に懸けてるんだなって思った。
あの時のリベンジ、しっかりできていたと思います。本当に良かった。

そして脇の役者さんの演技が非常に味がある!特に和久井映見佐々木蔵之介阿部サダヲ
だからこそ、もったいないなと思ったのです。
キャストが豪華すぎるのに中身が無い。
ちょっと「花より男子ファイナル」を彷彿とさせます。



やっぱり原作があるものの映像化は難しい。
Paradise Kiss」と「高校デビュー」も映画化ですな。
人は文字を読むと頭の中で絵を描いているそうです。
だから小説の映像化だったら、それぞれ思い描くものが違うからまだいいと思うんですよ。
でも漫画は読んだ人全員に同じ絵を与えるわけなので、全員が同じイメージを持っているんですよね。
共通のイメージを持つものは、それを打破するのが困難なのでは。
パラキスも高校デビューも、キャストが全然イメージと違うもん。
すごく好きな作品だけに、なんだか残念な気がする。
言い出したらきりがないですけども。


一番楽しみな映画は「八日目の蝉」。
2011年公開だからまだまだです。